操作説明動画
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ロータリーエンコーダー標準搭載
標準仕様でA法・B法の測定が可能ロータリーエンコーダーを標準搭載し、標準仕様からA法・B法の試験が実施可能です。また、A法試験時にもロータリーエンコーダーでピストンの位置情報を正確に把握し、オペレーターの熟練度に関わらず、規格で定められた標線間での測定を正確に行えます。
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サンプルカットを自動化
空圧式A法カッターA法試験時、溶融サンプルのカットを自動で行います。メルトフロー試験では、サンプルカット時に高温部に手が近づき、サンプル自体も高温になるため危険が伴います。また、オペレーターの熟練度によって試験結果にばらつきが生じる場合があります。この自動カッターの採用により、安全性の向上や人的誤差の解消に貢献します。
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フルカラー大型タッチパネル
データの妥当性評価にも応用可能MFRの手動試験は時間との戦いです。視認性の高いフルカラー大型タッチパネルを採用し、試験中の操作ミスを防ぎます。予熱時間や試験時間(カット時間)はプログレスバーで視覚化され、カットのタイミングはブザーで通知されるため、操作が容易です。試験後に試料の質量を入力するだけで、MFR値の算出・表示・保存が可能です。また、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語に対応しています。
| 参考規格 | JIS K 6719-1/2、K 6921-2、K 6922-2、K 6923-1、K 6924-1、K 6926-2、K 7210-1、ISO 1133-1、ASTM D1238 |
|---|---|
| 掛け数 | 1個掛 |
| ダイ | 直径 φ2.095 ± 0.005 mm、長さ 8.000 ± 0.025 mm |
| ピストン | ヘッド直径 φ9.474 ± 0.007 mm、ヘッド長さ 6.35 ± 0.10 mm |
| シリンダー | 内径 φ9.550 ± 0.007 mm、長さ 160 mm |
| 温度 | Max. 400 °C |
| 初荷重 | 0.325 kgf |
| 試験荷重 | 1.20 〜 21.60 kgf |
| 測定法 | A法: 手動(オプション:自動) B法: 自動 |
| 試料投入 | 手動 |
| 荷重除重 | 手動(オプション:自動) |
| 荷重交換 | 手動 |
| シリンダー清掃 | 手動 |
| ダイ清掃 | 手動 |
| ピストン清掃 | 手動 |
| データ処理 | A法:自動(試料重量測定は手動) B法:自動 |
| B法距離検出 | ロータリーエンコーダー |
| 電源 | AC 100 V、単相、15 A、50/60 Hz または AC 200 V、単相、10 A、50/60 Hz |
| エアー源 | 0.5 MPa以上(A法自動カッターまたは空圧式荷重昇降装置仕様選択時のみ) |
| 機体寸法・重量(参考値) | No.120-FWP: 約 W660 × D450 × H1,020 mm・約 75 kg 空圧式荷重昇降装置仕様: 約 W710 × D450 × H1,060 mm・約 120 kg |
CSVダウンロードツール
試験結果をPCにCSVファイル形式でダウンロードすることができます。
A法自動カッター
自動での試料カットにより正確な試験を可能にします。
手動式ダイプラグ
手動レバーにて試料予熱時にダイを塞いで、試料の流出を防止します。
ハーフダイ
試料のMFR値が75g/10minより大きい時、又はMVR値が75㎤/10minより大きい時に使用。
※ISO 1133-1 より
追加荷重(1.20、2.16、3.80、5.00、10.00、12.50、21.60 kgf)
空圧式荷重昇降装置
あらかじめセットしておいた試験荷重が、予熱後に自動で下降し、ピストンへ負荷をかけます。試験後は荷重を自動的に上昇させ、元の位置に戻ります。
荷重は昇降装置に予めセットしておくので、試験時に荷重を上げ下げする必要がなく、ケガのリスクも大幅に軽減できます。
扉インターロック(空圧式荷重昇降装置を選択した場合のみ)


